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~生地屋さんに同行~ asakoレポート

2021.12.01

 

『感動する生地じゃないと
いい服にできないんだよね』

 

 

いつも仕上がった服しか
見てなかったので、
こんなに小さな生地からイメージして
洋服ができあがるのか、、と
先日生地屋さんに同行した時の
お話を少しさせていただきます。


 

木枯らしに思わず
コートの襟を立てるころ

自由が丘店ではコートのご案内をして
展示会では来年の夏物をご案内…

頭がなかなか季節の変化に
ついていけへんなぁと
思っていると、

「来年の秋冬の生地を見に行くよ。」

と。

もう来年の秋冬?
季節がめぐるのは早いですね
というかデザイナー江澤の頭の中で
季節はどのくらいのスピードで
めぐっているのだろうか。

 

そんな気持ちを抱きながら
デザイナー江澤と生地屋さんへ

生地屋さんに着いてびっくり。
すっごい数の生地なんです。
今回は、いつもより多かったそう

まずは端から気になる生地を
ピックアップ。

 

デザイナー江澤「この生地いいね~」
生地屋 hさん「そうなんです。私も好きで、、」

なんだかとっても楽しそうなおふたり

 

1枚の生地を手に取りながら
これ使いたいなぁ
どうかなぁと言いながら
ピックアップすること小1時間

 

机の上には抱えきれないくらいの
ピックアップされた生地

 

こんなに選んで大丈夫なんですか?と
不安になる量でした。

そしてここから最終チェック

3000枚くらいありそうな生地の中から
80種類程度を厳選してその日は終了。

この中から実際に使われる生地は
せいぜい10種類程度
こんなにもあってどうやって
選ぶのだろうか
疑問に思っていた帰り道

「たくさんの資料があるからこそ
ぴったりと合うものが生まれるし、
好みのものが集まるから
不思議と統一感のある
世界観が仕上っていくんだよね。」

 

確かに。毎回コレクションには
しっかり統一感があって違和感のあるものがない。
自分の中で何度も何度もイメージして
作られている洋服

こだわりの生地選びがあってこそ
今のクチーナがあるんだなぁと
改めて実感していると、

「感動する生地じゃないと
いい服にできないんだよね」

そう言ったデザイナー江澤が楽しそうで、
私まで幸せな気持ちに。
来年の秋冬のコレクションが
早くも楽しみになってきた私でした。

 


~番外編~

絶妙な色味のカラーチャート
か、可愛いすぎました。

 

 

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