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【ブログ】店長京子の今日この頃…Vol.25 ~新たなフェーズへ~

2023.07.09

人生においての転換期
新しいフェーズに入っていく瞬間
人は少なからず生きている中で
そんな瞬間を感じる時が
あるのではないでしょうか?!

それは意図して起こることもあれば
そうでないこともあったり。

今私に起きていること。
それはあまりにも唐突で
なんとも言葉では表しきれない感情

娘を産んだのは20年前のこと。
必死になって子育てをし
そんな中で子に母親にしてもらい
もうすぐ20年が経ちます。

その娘がどうやら一人暮らしすると
決めたようです。

それはまだまだ先のこと
と、思っていましたし
一人暮らしなんてまだまだ
そう、まだまだなんです。

20歳になる娘が家を出ることくらい
当たり前なのかもしれませんが
これまでにいろいろあったぶん
精神面、体調面での心配が尽きません。

でも娘にとっては今、なんでしょうね
気付けばもうすぐ20歳

それでも私にとってはまだまだ子どもで
心配ばかりなのに。

急に巣立ってしまうなんて
母親として子離れしないといけないのかな
と、思いながらも
どう気持ちに折り合いを付けたらいいのか
もがく日々
嫁に出す父親が荒れて泣きながら
お酒の力を借りる気持ちが
よくわかりました(笑)

 

人生折り返してひと通りは経験してきたと
思っていたけれど
こんな感情もあるんだと
また一つ人生の学びを得ました。

そんな娘の決意と時を同じくして
私自身も一つ新たなチャレンジに
決断したところでした。

 

まさしく
ライフステージの新しいフェーズへと
移り変わる時期のようです。

そんなタイミングで観た
今公開中の実写版「リトルマーメイド」

 

今から32年前の1991年に
ディズニーのアニメーション映画として
日本で上映されたのですが
当時私は演劇部で青春する中学生
感性を磨くため芸術に触れるという目的で
うだるような暑さの中
部員全員で映画館まで足を運び
このリトルマーメイドを
鑑賞したのを覚えています。

当時観た時の私の視点はもちろん
主人公アリエルでしたが
32年の時が経ち
今の視点は全く違ったものでした。

お話の描き方は変わってないのに
私自身が親となった今、観ている視点は
アリエルを思う父親の視点へと変わり
当時流した感動の涙とは違う涙が
とめどなく流れました。

映画そのものとしては
今回の実写化にあたり
多様性を意識した描き方となっており
賛否両論ありますが
主役に抜擢されたハリーベイリーの歌声は
まさに歌姫。

あのビヨンセに見出され
彗星のごとく現れた彼女が
演じるアリエルもとてもキュートでしたよ!

映画や音楽って
その時の自分自身と重ね合わせ
見え方や感じ方も変化していくので
時に励まされ、時に勇気をもらったり。

心の整理をつけるために
映画を観る時間というのは
私にとってはとても大切なツールの一つです。

みなさんのおすすめの映画や
大切にしているお話(映画)は何ですか?

 

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