オランジュリー美術館の円形の
“睡蓮”の前であまりの感動で
身動き出来なくて心が震えたあの瞬間
光を色彩に…透明感のある
そして和の世界にも通じる
柔らかくどこまでも深い緑と青
オルセー美術館では
浮世絵の色彩に憧れていたと言う
ゴッホの”ひまわり”の黄色
そして”オーヴェルの教会”深い空の青と屋根のオレンジ
ゴッホと深い関係があったという
ゴーギャンの”タヒチの女たち”の
南洋のエネルギーを感じる
赤、ピンク、黄土色
多くのバレリーナを描いたドガの
“エトワール”の可憐な白と
対照的に密かに存在する怪しい黒
そして私が一番好きな画家
色彩の魔術師と謳われたマティスの”ダンス”は
感覚感触を自然な色彩に
ダイレクトに表現した
その青と緑と赤の絶妙なバランス
パリのルーブル美術館も素晴らしいし
ニューヨークのメトロポリタン美術館も
圧巻でしたが…
初めてのパリで訪れた
オランジェリー美術館とオルセー美術館は
何度でも行きたい大好きな場所です‼︎
洋服は素材(生地)とカラーと
デザインで完成します!
私の物作りのベースにある
色へのこだわりは
若い頃から触れて来た数多くの絵画や
自然界の中で自分が一番気持ち良い
好きだと言える色彩や
色調から生まれました!
どんなに対象的な色の組み合わせでも
統一感があり違和感を感じない
全体の世界観…
数多くの名作はそれを語ってくれました。
そのこだわりがあるからこそ…
ブランドの”らしさ””匂い”を
感じてもらえるのだと思います。
何となくシーズンに追われて
作ってはいますが💦
展示会でサンプルが並ぶと
ひとつのそして私の世界になります。
一つ一つの色にこだわるからこそ生まれる
“らしさ””匂い”だと…
な〜んて
今回はちょっとデザイナーらしく(笑)
物作りの裏側をこっそり
そして今私が一番興味ある画家は
マークロスコ
象徴的なものを抽象的に描いた
ロスコの色彩の配色バランスは
とても惹かれます
川村美術館
https://kawamura-museum.dic.co.jp/art/#collection02
次の休みに行ってみたいと思ってます!
ちなみに家にはマティスの絵が…